2022年12月19日 07:00
小栗旬「大河の経験が活かされることはほぼないと思います(笑)」“鎌倉”からイギリスへ。5年ぶりの舞台、『ジョン王』に挑む
ただあれだけの期間、いろいろな方たちとお芝居をしてきて、最後を迎えられたというところで言うと、ある意味でのタフさは身についたのではないかと思います。
――本作の初日には40歳の誕生日を迎えられます。40代に向けた展望などはありますか?
まだまったくないですね。とりあえずこの『ジョン王』が終わったらしばらく休みたいなってことだけで(笑)。ただここからは新しい、第2の人生みたいなものを考えていく時かなとは思っています。本当は大河が終わったらゆっくり考えたいなと思っていたんですが、そんな間もなくこの『ジョン王』が始まってしまいましたから。これが終わったら、改めて自分の人生を考えていくタイミングかなと。今のところお話はいただいていても、一切なにもお仕事を入れていない状態なので、しばらくは考える時間にしたいと思っています。
――それだけにこの『ジョン王』を楽しみにされているお客様も多いかと思います。本作から、どういった時間をお届け出来たらと思いますか?
なんか変な芝居だとは思うんですよね(笑)。これがシェイクスピアなのかと言われると、ちょっと不思議な感じがするというか。ただこういう特殊な環境に置かれてしまった時に平静を保つ難しさであったり、自分というものを保つ難しさ。