結成40周年! PERSONZインタビュー「自分たちはホールでもう一度全部がみせられるライブをやりたい」
バンドはすごくドラマチックな曲もあるし、みせられるものをちゃんとみせて、いわゆるショーとしてやりたいなというのが今回の私の目標ですね。
本田昨年から、それから今年のアコースティック・ツアーでも「初めてライブに来た」という方が結構多くて。
JILL手を挙げてもらうんですよ。
本田結構いるんですよ、半分とまでは言わないけど。つまり、“初めて”が例えば「アコースティック・ツアー」だったりする訳ですよね。だから、もう次のツアーのときに初めて観る方もいらっしゃるでしょ。だからさっきの“足元の下まで”じゃないけど、元気で、還暦を超えたバンドが生で演奏しているところを観てもらえたら光栄だしうれしい。
藤田やっぱりコロナの影響があると思うんですよね。僕たちがやってきた80年代とか90代の音楽ファンの人たちが、自分の時間もお金も自由に使えるようになった環境下でコロナがあって、やっぱり好きなものは観ておこうっていう空気にはなりましたよね。折から80年代バンド・ブームがメディアでも取り上げられる中で、“さあ若い頃に好きだったバンドを観に行こう”と思っても、今そんなに居ないじゃないですか。当時の空気をそのままライブで再現できているバンドといったら何があるといったときに僕らが選ばれているんじゃないか、って思うんです。