くらし情報『『ジュラシック・ワールド』最終作のキーワードは“共存”。 コリン・トレボロウ監督インタビュー』

2022年7月27日 12:00

『ジュラシック・ワールド』最終作のキーワードは“共存”。 コリン・トレボロウ監督インタビュー

それを恐竜を描く上で応用している部分がありますね。

我々は恐竜というのと何か大きくてゴツゴツしていて、知性のないものだと教えられていたように思うのですが、古生物学の研究者たちが恐竜というものがいかに知的であったのかを少しずつ明らかにしています。そこにはブルーのようなラプトルも含まれていて、これまでの作品で彼らがイルカと同じぐらい賢いのだと説明しました。そして、今回の映画ではそこにT-REXを加えています。本作で描かれるT-REXは巨大でバカな生き物ではありません。6500万年前に自分が傷つけられた相手を覚えているような知的な存在なのです」

『ジュラシック・ワールド』最終作のキーワードは“共存”。 コリン・トレボロウ監督インタビュー


本作に登場する恐竜たちは、人間を襲う“モンスター”ではない。ここにいるのは意思を持ち、時に人間と心を通わせる“生物”だ。ちなみに、本シリーズには遺伝子操作によって登場した凶悪な恐竜たちが登場してきたが、そこでも凶暴な新恐竜がモンスターなのではなく、そのような存在を生み出す“人間”こそがモンスターであることが強調されている。


遺伝子技術をつかって新たに生命を作り出すこと。この問題はクローン人間の少女メイジーのドラマにも引き継がれている。

「今回から参加した脚本家エミリー(・カーマイケル)

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