くらし情報『野村萬斎演出『子午線の祀り』が2021年版としてリニューアル 神奈川、名古屋、久留米、兵庫でも公演』

2020年12月25日 18:31

野村萬斎演出『子午線の祀り』が2021年版としてリニューアル 神奈川、名古屋、久留米、兵庫でも公演

そして2021年初頭にこのコロナ禍の中で再び上演するにあたり、あらゆる試行錯誤を繰り返した結果、2017年版をベースにしながらも、演出の濃度を増し、機動力のある舞台を新たに目指すこととなった。また今回の2021年版は2017年には果たせなかった、各地での上演も実施するはこびとなる。

2月にKAAT神奈川芸術劇場で幕を開け、その後、愛知、久留米、兵庫と各地をまわり、最後に世田谷パブリックシアターの舞台へ戻ってくるという、その間1カ月以上に及ぶ公演となる新たな『子午線の祀り』の誕生に期待したい。

配役は以下の通り。
野村萬斎……新中納言知盛(しんちゅうなごんとももり)
成河……九郎判官義経(くろうほうがんよしつね)
河原崎國太郎……大臣殿宗盛(おおいとのむねもり)
吉見一豊……梶原平三景時(かじわらへいぞうかげとき)
村田雄浩……阿波民部重能(あわのみんぶしげよし)
若村麻由美……影身の内侍(かげみのないし)

2017年版の出演者31名から今回は17名に再編成を行い、群読チームの若手の中から伊勢三郎役への抜擢や、また新たに梶原平三景時に吉見一豊を迎え、さらに機動力を増した布陣で挑む。

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