恋愛の“淵まで行ける幸せ”。監督が語る映画『窮鼠はチーズの夢を見る』
恭一と今ヶ瀬は映画の最後の最後でどこに行き着くのだろうか?
「この映画では、恋愛のプロセスを順を追って省略することなく、丁寧に描けたと思っているんです。ふたりは進み続けて、これ以上はないだろうなってのが、この映画のラストのイメージとしてありました。それは“行き止まり”で、その淵に立つってのはよっぽどのことだと思うし、ここに来たことがふたりのこの後の人生に大きな影響を与えるんだと思う。でも、“淵まで行ける幸せ”ってのもあると思うんですよね」
『窮鼠はチーズの夢を見る』
公開中