異種格闘技戦となった『Crazy Jump 2024』ライブレポート 音楽性も人間性もバラバラな6組が登場
《お風呂に入って眠ろうか》のフレーズに続き、「好きに過ごしてください。寝てもうてもええし」とやさしく呼びかけ“暮らし”へ。《この暮らしを愛している》と同じ空間を共にするかけがえのない時間を分かち合った。
「しばらく産休・育休で活動休止してたんですけど、今日は弾き語りで呼んでもらいました。『Crazy Jump』ありがとうございます!」と感謝を述べると、生まれて半年になる息子の活発な様子を誇らしげに語りながら、「あんたもそうやったで」と母親から聞いた自身の幼少期のエピソードと重ね合わせる。「わたしはそのときからドキドキワクワクしたいみたいな気持ちがあったんでしょうけど、今は子育てという未知なる道を歩いてて、昔も今も変わらず。常に探求心を忘れずに謳歌する人生のテーマソングを届けつつ、「知らん道だけじゃなく危ない道をわたっておりました」と“思春期”を続けて披露。チューニング中にはフロアから「出産おめでとう!」という言葉が送られるなど、温かいムードに包まれた。
「昨日書き上げた新曲やってもいいですか?」と届けられたのは、孤独と幸福とが隣り合わせの息子との日々を《気づけば今日も1日が終わる》と思い返しながら心の奥底にそっとしまっておくような、いまだ曲名のない育児讃歌。