「右前」といい、自分から見て右側が手前で、左側が上です。右手が左襟の下の懐にすっと入る、と覚えておくと間違いません。
TIP3:下前の幅を決める
下前の幅を決めます。TIP2で決めた左手の位置がずれないように気をつけながら、右手を左の肋骨の下へ。裾の端を上げて下に向かって裾すぼまりのシルエットになるようにします。余った分は折り返して。
TIP4:裾の高さを決める
上前をかぶせ、TIP3で決めた位置に固定して裾の高さを決めます。右脇を押さえておく手を、左手から右手に変えます。
TIP5:腰紐を締める
左手で腰紐の中心あたりを持ち、右のウエストに当てます。
腰紐を後ろに回し、締めた後、左の位置で蝶々結びにします。
左右の身八つ口から手を入れて、おはしょりのたるみを取り、平らに整えます。
TIP6:後ろ襟を整える
合わせた共襟を片手で持ち、もう片方の手で背縫いを持って下に引っ張り、こぶし一つ分を目安に衣紋を抜きます。
TIP7:胸紐を締める
襟元、胸元をきちっと押さえるために胸紐を締めます。
TIP8:背中のシワを伸ばす
背中のシワを伸ばします。
TIP9:おはしょりを整える
おはしょり線を腰骨の下に合わせます。