地震対策は引っ越しや部屋の模様替えのついでなら面倒くさくない!
具体的に、何からどんな風に始めるのが良いか、引越し侍さんにお聞きしたところ、とくにやっておくべき“3つの対策”があるとのこと。
1.安全第一の家具配置
万が一家具が倒れたとき、どのように倒れてしまうか想定して配置します。たとえば長方形の家具なら、面積がもっとも広い面が下になって倒れます。また、仮に倒れたときに避難経路を塞がないかの確認も大事です。そのため、仮に倒れたときにドアなどの避難経路を塞がないかの確認が大切です。
子ども部屋の場合は、就寝時お子様のベッドの上にタンスなど大きな家具倒れてこないか、ベッド付近に勉強机があれば、机上の小物が落ちてこないかをなどを想定します。あわせて、倒れた家具が出口を塞いでしまって非難が遅れてしまうことのないように家具を設置することが大事です。2.家具の転倒を防止する
家具と壁をL字金具で固定するのがベスト。
このとき、壁のなかにある桟(さん)という骨組みと家具を固定することが大事ですが、壁に桟がなかったり、コンクリート壁だったり、賃貸物件の条件で固定NGだったりすることもあります。その場合は、耐震用の突っ張り棒で家具を天井で支えます。
家具が転倒した場合の想定だけでなく、家具自体の転倒防止対策も必要です。