心地よい春から秋は、のんびりとくつろいだり、ベランピングを楽しんだり、日々の暮らしに豊かさを与えてくれるバルコニー空間。しかし、寒い冬の季節はどうしてもバルコニーを活用する機会は減ってしまいますね。
寒い日に長時間バルコニーで過ごすのはなかなか難しいですが、外に出ることだけがバルコニーの楽しみ方ではありません。リビングでソファに座ってリラックスしているときや、ダイニングで仕事をしているとき、視界に素敵な景色があると心が癒されるように、冬は暖かな室内から「眺め」を楽しむ場所としてバルコニーを活用することができます。
今回は、寒い冬の季節にぴったりな、室内からの眺めを演出するバルコニーづくりのポイントをご紹介します。
まずは今の窓からの景色をチェック!
室内からの眺めを意識したバルコニーづくりをはじめるときは、まず最初にリビングやダイニングの椅子に座り、そこから外の景色を確認します。そのとき、いつか処分しようと思っていた粗大ごみや目立つ汚れなど、景色のノイズになりそうなものが見えていませんか?
いきなり植物やアウトドア家具を置くのではなく、素敵な景色をつくる上で必要ないものを片付けたり、見えない場所に移動するだけでもバルコニー空間がすっきりとした印象に変わります。