100年前のかわいいリアルアンティークに出逢える店〔Torico-lore〕へ行ってみよう♪
子ども用から淑女向けまでさまざまな大きさのものが大切に掛けられています。
「着て楽しんでいただくこともできますし、子ども用はトルソーに、ベビー用はドールに着せて、飾っている人もいますよ」とはスタッフの小畑さん。今でも着用に耐えられる、というのが驚きです。
手仕事を助ける道具類もありました。こちらは靴下のダーニング(できてしまった穴を、縦横に糸を通してふさぐ補修方法の1つ)に使う木製の卵。アヒルのヒナと一緒にディスプレイしているところに、アイテムに対する愛を感じました。
刺繍糸や糸巻き、レース糸など手芸用品もずらり。繊細な色の糸たちを見ていると、「当時の女性たちは、どんなステッチを施したんだろうか。お茶とおしゃべりを楽しみながら、手芸に勤しんだんだろうか」と妄想が膨らみます。
100年前の嫁入り道具にも逢える!
店内を歩きながら、アンティークアイテムに付けられているそれぞれの値札をひっくり返してみたのですが、本物なのに、どれもリーズナブル。
ままごと用の陶器の小皿が3,500円、貴族たちがティータイムに使っていたであろうカップが7,200円、今と違い、ひと針ひと針丹念に施されたバラの刺繍のある手提げバッグが7,000円(!)