【専門家監修】【戸建】フルリフォームと建て替え、どっちがお得?
この状態が確認されれば、断熱材そのものをアクアフォームなど最新のものに変える必要も出てくるでしょう。
また屋根のケースだと、重厚な瓦が乗った築50年の家とカラーベストの乗った築30年の家では事情が逆転するケースもあります。
築50年であっても立派な瓦で重厚感があり、メンテナンスもされてきたとすれば変える必要性がないかもしれません。ところが、築30年であっても、その当時のカラーベストは色落ちが激しいという問題が一部にありました。一見して劣化がわかるような屋根材ならば、屋根そのもののリフォームが必要です。
屋根を触るとなると大工事。その分どうしても費用がかさむのは致し方ありません。
まず考えなくてはいけないのが解体です。
建て替え工事をするということは、その建物を解体しないと始まりません。フルリフォームと比較して価格が高くなる要素の一つなのです。
解体相場ですが念のために坪あたり3万円は見たいところ。40坪の住宅解体であれば、120万円は必要となります。
一番重要な建て替えそのものの費用ですが、これは千差万別としかいいようがありません。超高級住宅にすれば坪100万を超えるでしょうし、ローコストメーカーに頼めば坪当たり40万円台で可能になります。