洗濯洗剤で優秀なのはどのタイプ?粉洗剤or液体洗剤orカプセルタイプor漂白剤入り、徹底比較!
続いて、ケチャップをつけて洗ってみた結果がこちら。
①粉洗剤(弱アルカリ性)◎
②液体洗剤(中性)○
③カプセルタイプ洗剤(中性)△
④漂白剤入り洗剤(弱酸性)×ケチャップの成分はトマトの色素であるリコピンです。こちらもカレーの色素と同様、細かな粒子であるため、落としにくい食品の代表です。カレーよりも液体洗剤の効果が見られたので、界面活性剤の効果を受けやすい汚れであると言えます。
7. 【結果】インク汚れ(油性インク、水性インク)
①粉洗剤(弱アルカリ性)×
②液体洗剤(中性)×
③カプセルタイプ洗剤(中性)×
④漂白剤入り洗剤(弱酸性)△どの洗剤も効果が出なかったのが油性インク。唯一、漂白剤入り洗剤のインクの色が少し薄くなった程度です。主成分は色素ですが、油性インクには油や樹脂が含まれているため、耐水性がありさらに落としにくくなります。続いては水性マーカーの結果を見てみましょう。
①粉洗剤(弱アルカリ性)○
②液体洗剤(中性)○
③カプセルタイプ洗剤(中性)○
④漂白剤入り洗剤(弱酸性)◎水性インクは水に溶ける性質があるので、どの洗剤でも比較的きれいに落ちました。さらに漂白剤入り洗剤の効果が発揮され、ほとんど汚れは目立たなくなりました。