都市ガスは果たしてお得なの?料金制度やメリット・デメリットをご紹介
+(10立方メートル×380円)+(5立方メートル×350円)=9,550円したがって、この場合のガス料金は以下の式によって算出できます。1,500円+9,550円=11,050円ここまで、3つの例について都市ガス料金の計算方法をご紹介してきました。計算方法は上記の通りですが、上記の金額には消費税が加えられていないため、実際に支払う金額は少し異なります。上記で求めたガス料金に消費税を加えると、実際の請求金額は以下の通りとなります。■例1…1,500円×1.08=1,620円■例2…5,100円×1.08=5,508円■例3…11,050円×1.08=11,934円なお、消費税を加えた金額に小数点が生じている場合は、小数点以下を切り捨てた値が実際のガス料金となります。
ひとつずつ見ていくと難しい計算ではありませんが、ガス料金を計算する際にはやはり原料費調整制度に注意しなくてはなりません。原料費調整は通常1ヶ月ごとに行われ、3ヶ月前~5ヶ月前の3ヶ月間の平均原油価格を基準として、従量料金の単価に反映されます。つまり、8月の原料費調整では3月~5月の平均原油価格が基準となります。
このように原料費調整はリアルタイムの原油価格が反映されないので、現時点で世界の原油価格が安かったとしても、すぐにガス料金が安くなるわけではありません。