法事を取り仕切ることになったら何をすべき?必要な準備と当日の流れをご紹介します
法事の進行について、特に難しい決まりごとはないため、だいたいの流れを把握しておけば十分と言えます。
■法事における挨拶のマナー
法事のなかで、施主には参列者に向けて何回か挨拶をする場面があります。以降では、その際に述べるべきことや気をつけることなど、法事における挨拶のマナーについてご説明しましょう。
【法事開始の挨拶】遺族が入場して僧侶が到着したあと、施主は法事を始めるための挨拶をします。お越しいただいたことへの感謝の言葉を述べ、「これより『戒名』の三回忌の法要を執り行います」などといった簡潔な挨拶をします。挨拶が終わったら参列者に頭を下げ、僧侶にも礼をして法要が開始されます。【法事終了の挨拶と会食の案内】僧侶による読経と法話が終わったあと、施主は法事終了の挨拶を述べます。法要が無事終えたことへのお礼を言い、会食を予定している場合はその案内も行いましょう。
【会食の始まりの挨拶】会食を始める前に、参列者に向けて改めてお礼を述べるとともに、会食を楽しんでいただくための挨拶をします。「思い出話をしながら召し上がっていただけますと、故人もさぞ喜んでいることでしょう」といったように、故人を偲びながらの会食になるようなひと言を添えるのがよいでしょう。