法事に参加する際に気を付けたいマナーをご紹介します!
その後、施主に挨拶をして会場をあとにします。
■焼香の作法
【焼香とは】焼香とは、お香を焚いて故人に対して供養を捧げる行為です。お香は仏教の発祥の地であるインドから伝わってきたものとされています。気候の暑いインドでは酷暑によっていろいろな匂いが発生します。これらを消すためにお香を用いるのですが、葬儀の際にお香を焚くようになったのは遺体から発生する匂いを消すためとされています。
日本に焼香が伝わったのは、仏教伝来とほとんど同時と考えられています。現在ではドライアイスなどで遺体の腐敗を遅らせることができるようになりましたが、焼香は供養を捧げる行為のひとつとして現在も続いています。自らの身をお香によって清めるという意味合いもあります。
【焼香に関するルール・マナー】線香をあげることも焼香のひとつですが、基本的に通夜や葬儀、告別式などでは、お香を細かくした「抹香」を使用します。このときの作法は慣れていないと戸惑う人がほとんどでしょう。宗派によっても細かく違いますので、あらかじめ確認しておく必要があります。とはいえ、基本となる部分は同じです。右手の親指と人差し指、中指の3本で抹香を少しつまみ、額の高さまで上げます。