高層階でも安心できない!空き巣に狙われやすいベランダや窓の防犯対策をしっかりとチェック
■窓のシャッターは防犯に有効?
一般的に家庭で使用されているシャッターは、雨や風が窓に叩きつけるのを防ぐためのものです。「シャッターがあるから空き巣は窓から侵入しない」というわけではありません。逆に常にシャッターが閉まっていると、留守が長いと判断されることにより、空き巣のターゲットになりかねないと言えます。ただし、家庭用のシャッターも開ける時や壊す時に音が出るため、うまく活用すれば空き巣の抑止効果は期待できるでしょう。特に、入浴時や就寝時など夜になったら閉める習慣をつけることで、在宅時の空き巣の侵入を防ぐことができます。また、家庭用のシャッターには内側に鍵がついている製品が多く見られますが、シャッターを閉めた時には忘れずに鍵をかけるようにしましょう。シャッターの防犯力をさらに高めるには、窓と同じようにツーロックにする方法があります。他にも、シャッターの性質で防犯効果を高められる場合があります。
例えば、シャッターの材質はスチールタイプのものに比べ、アルミタイプの製品のほうが穴が開けにくくなります。また、CPマークがついた「防犯シャッター」と呼ばれる製品に交換する方法も効果的です。CPマークとは、住宅性能表示基準の中で防犯性能の高い建築部品だと判断されたものにつけられるマークです。