湿気は布団の敵。正しい保管方法で気持ち良い布団に!【布団の収納・後編】
また、隙間がないと風が通りにくいため、物を詰め込むことは避けて、適度に隙間を作っておくこともポイントです。アンケートではこんな回答もありました。■「布団を下段にしまってしまうと、どうしても湿気は下にたまるので布団がしけっぽくなってしまいます。そのため、なるべく上段に入れるようにしています」(40代・主婦)押入れに布団を収納する際は、湿気の少ない上段にしまうのが良いとされています。下段は冷たい空気が溜まり、さらに床下からも水分が上がってくるため、とても結露しやすい環境なのです。と言っても押入れのスペースも限られていますから、下段にしまう場合にはすのこを敷いて隙間を作ったり、除湿剤を置いたりといった対策をしておくと安心です。【毎日使う布団もしっかり乾燥】
床に布団を敷いて寝ている場合は、布団を毎朝押入れにしまうという方もいらっしゃいますよね。ここでも湿気には注意が必要です。
特に夏場は寝ている間にたくさん汗をかくため、朝の布団には湿気が残っています。そのため、起きてすぐに布団を押入れにしまうと湿気がこもり、カビが発生する原因になってしまいます。毎日布団を干すことができればいいのですが、忙しい朝に布団を干すのは手間がかかりますし、天候によって干せない場合もあります。