【洗濯時のハプニング】大切な衣類に色移りが!洗濯法から予防まで徹底解説
あまり洗濯水を高温にしてしまうと染色剤の色が抜けて、色あせてしまうので注意が必要です。しかも、高温での選択は、型崩れや素材を傷ませる原因となってしまいます。また、アルカリ性洗剤ではなく、おしゃれ着洗いでよくみられるような中性洗剤を用いると色落ちが少なくなります。よって、ほかの衣類への色移りも防ぐことができます。洗い上がった洗濯物は速やかに干すことで、洗濯機や洗濯かごに留め置いたことによる色移りの予防もできます。
第一の予防として、色の濃い新品の衣料品は単独洗いを一度行うこと。その後は、単独で洗濯ネットに入れて、同系色の洗濯物と一緒に洗うようにします。これで、大抵の場合は色落ちが落ち着いてくるでしょう。
しかし、まれに色落ちが止まらない場合があります。そのような時は、酢やクエン酸を用いた「酸止め」をすると良いでしょう。繊維を染色するときには、酸性の染料で染められたものが多いので、酸で染料を定着させるという方法があるのです。身近にあるお酢や薬局などで手に入るクエン酸が良い働きを見せてくれます。洗面器やバケツなどに水を入れて、水1リットルに対してお酢またはクエン酸を大さじ1さじほど溶かし、酸止めしたい衣類をいれて濯ぎます。