お年玉は目下の相手に贈るものなので、特にマナーを意識する必要はありませんが、お年賀は目上の相手に贈るので注意が必要になります。
また、お年賀は金品を贈ることが本来の目的ではなく、年始の挨拶のついでに渡す手土産なので、手渡しするのがマナーなので意識するよう心がけましょう。
なぜ、お年賀にタオルを贈るのか?
お年賀といっても贈られているもの、種類はたくさんあります。
そんな中、どうしてお年賀タオルが生まれたのか。
その歴史を探っていきます。
お年賀タオルの由来は、
歌舞伎役者や落語家、相撲の力士たちが普段からひいきにしているお客様へ名前や家紋の入った手ぬぐいを贈ったことが事の始まりと言われています。
商人たちも手ぬぐいに屋号などを入れ、宣伝用に贈られるようになったそうです。
しかし、明治維新以降、西洋の文化が日本に浸透していくにつれ、手ぬぐいが衰退し、タオルが一般的になりました。
それに伴い、贈り物として使われていた手ぬぐいもタオルへとシフトチェンジしていきました。
これが、お年賀にタオルを贈られるようになった由来と言われています。
AMYのお年賀タオル
江戸時代に贈られていた名前や家紋の入った手ぬぐいの話をさせていただきました。