意外と知らない「保釈金」額に差がある理由は?【弁護士が解説】
要は、裁判に欠席する可能性が低かったり、証拠隠滅をしなかったり、証言をしそうな人を脅したりするような場合には、保釈申請は通りません。
逆にいえば、これがないのであれば、保釈申請は通るでしょう。
先ほども申し上げた通り、保釈金というのは返ってきます。実刑でも、執行猶予でも、返還されるお金なのです」
保釈について正しい知識を持とう
意外と知られていないようですが、保釈金は、最終的には戻ってくるお金なんですね。
結局返ってくるからと、躊躇なく支払うことができるという側面もあるあるのかもしれません…。
そして「保釈される、されない」は、証拠隠滅や逃亡などの恐れがない人物であるかどうかが考慮されるようです。
もちろん保釈金なんて払わなくて済むのが望ましいですが、正しい知識は持っておきましょう。
*取材協力弁護士: 虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。
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