くらし情報『一部で議論される「大麻合法化」 弁護士はどう見る?』

2020年2月3日 10:34

一部で議論される「大麻合法化」 弁護士はどう見る?

・より多くの研究がこの領域で必要だが、妊娠中の大麻使用は出生後のまれな形態のがんの危険性につながるかもしれない。

開発途上国における大麻使用の健康影響の結果は、限定的な非体系的調査のため、大部分が未知であるが、これらの地域の住民の個人への生物学的影響が、先進国で観測されたのと実質的に異なると予測する理論的根拠はない。しかし、他の結果は国の文化的、社会的な違いによって異なるかもしれない」

大麻使用による健康等への影響が上記のようなものであるとすれば、大麻使用を合法化するとしても、医療用に限定した上で、厳格な要件のもとに認めるという方向が妥当なのではないかと思われるところです」

まとめ

今後医療使用について合法化される可能性はゼロではないようですが、現在は認められていません。使用しないようにしてください。

*取材協力弁護士:櫻町直樹(パロス法律事務所。弁護士として仕事をしていく上でのモットーとしているのは、英国の経済学者アルフレッド・マーシャルが語った、「冷静な思考力(頭脳)を持ち、しかし温かい心を兼ね備えて(cool heads but warm hearts)」

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