くらし情報『ウェルスナビのデメリットとは?実績データを元に金融のプロが解説』

2019年3月15日 20:05

ウェルスナビのデメリットとは?実績データを元に金融のプロが解説

そこで、含み損が発生している資産を同時に売却することによって利益を相殺し、税金の負担を軽くしてくれるのです。

ウェルスナビ代表の柴山CEOによると、運用手数料は1%ですが、DeTAXの機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストは少ないものになるとの事です。

デメリット5:倒産リスクがある
すべてお任せで運用できますが、ウェルスナビには倒産リスクもあります。そこで、財務内容や倒産した場合はどうなるのかについて解説します。

まず、自己資本規制比率から確認しましょう。自己資本規制比率とは、金融商品取引業者の財務の健全性を測る指標です。高いほどリスクに対する許容度が高く、財務体質の健全性が高いと評価され、金融商品取引法では120%以上が義務付けられています。

平成30年12月末のウェルスナビの自己資本規制比率は626.7%。
財務の健全性は高いと判断できます。

万が一ウェルスナビが倒産してもても、ウェルスナビと顧客の資産を分けて管理する「分別管理」がされているので、資産は保護されます。さらに、破綻したときに分別管理に不備があった場合でも、投資者保護基金が1,000万円まで補償してくれます。

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