2019年6月15日 20:00
自己破産しても生活保護は受けられるのか?債務整理する際に知っておきたいポイントをご紹介
借金を理由に生活保護の支給を断られることも
借金があると生活保護を受給することはできません。
生活保護費は必要最低限の生活を維持するための税金による公的扶助ですので、借金の返済に生活保護費を使われてしまったら、生活保護の本旨から外れてしまうことになります。
このため、借金がある人が生活保護を受給することは難しくなり、借金がある人が生活保護に申し込みをしても、ケアワーカーから「まず自己破産をした方がよいのでは?」と言われてしまうことが一般的です。
このように、自己破産や生活保護受給のための障害となる、資産と負債の両方をリセットすることができるので、生活保護受給のためにはむしろ後押しになります。
自己破産をすると生活保護を受給できないどころか、自己破産をした方が生活保護は受給しやすいと言えるのです。
債務整理と生活保護を同時に検討しているのであれば
自己破産をはじめとした債務整理と生活保護を同時に行うことは可能です。しかし、どのような方法がよいのか、本当に生活保護を受給することができるのかどうかはプロに相談してから進める必要があります。
ケースワーカーに相談
生活保護の受給に関しては市区町村役場のケアワーカーに相談するのが最も適切で早い方法です。