2019年8月28日 15:29
貯金ゼロの人がお金を貯める方法をFPが解説!生活を立て直す節約術をご紹介
では、貯金はどうでしょうか?よくある「貯まらない貯金方法」として「毎月の手取り額から諸々の諸経費を払ってしまった後に残った額を貯金する」というのもです。これではなかなか貯まりません。なんといっても貯金額が一定ではないので不安定です。
給与天引きで貯金しよう
やはり本気で貯金するなら「先取り貯蓄」を実践するに限ります。毎月ご自身で決めた額を、お給料日にすぐ差し引いてしまいましょう。ご自身でのやりくりが不安であれば、財形貯蓄や社内預金などを利用すると確実に貯金ができます。
財形貯蓄・社内預金とは、公務員や会社員が勤務先企業の福利厚生の一環として利用できる制度です。毎月の給料から自動的に決まった額を天引きして財形貯蓄や社内預金として貯金することができますので、先取り貯金を確実に実践でき、さらに優遇された金利である場合もあり非常にメリットが高い制度です。
理想的な貯金の割合
ひとつの目安ですが、手取り月収のうち1~2割程度の金額を貯金とすることが理想だと言われています。一か月の月収の1割でも毎月必ず貯金することができれば、10カ月後には手取り月収分を貯金することができます。
月収の2割程度を毎月貯金できるようであれば、5か月後には手取り月収1ヵ月分の貯金ができ、10か月後には手取り月収2ヵ月分の貯金ができるという事になります。