くらし情報『年金の繰り下げは得なのか?受取を遅らせるメリット・デメリットをFPが解説!』

2019年9月15日 20:00

年金の繰り下げは得なのか?受取を遅らせるメリット・デメリットをFPが解説!

目次

・国民年金の繰り下げ受給とは
・厚生年金をもらえる人は、老齢厚生年金も繰り下げの対象
・年金受取年齢は何歳が良いのか?65歳を基準に比較検証
・年金を繰り下げするメリットとデメリット
・年金を繰り下げする上での注意点
・年金の繰り下げは、損得以前に老後生活ができるのかを考える
・年金の繰り下げに関するまとめ
年金の繰り下げは得なのか?受取を遅らせるメリット・デメリットをFPが解説!


https://manetasu.jp

現行の年金制度では、原則として65歳になると、将来の老後生活資金にあたる老齢年金を受け取ることができます。

ただし、年金は65歳になってから受け取る方法だけではなく、60歳から受け取り時期を早めて年金をもらうことや年金の受け取り時期を65歳以降に遅らせることで、増額された年金を受け取ることもできるようになっています。

本記事では、これらの内、年金の受け取りを遅らせる繰り下げ受給についてポイント解説を進めていきます。

国民年金の繰り下げ受給とは


国民年金の繰り下げ受給とは


https://www.jili.or.jp/

老齢基礎年金(国民年金)の繰り下げは、66歳から1ヶ月ごとに0.7%ずつ増額され、細かく増額率が設けられていることが分かります。

年金を繰り下げすることによってもらえる年金が増えることはご理解いただけたものの、実際の年金額がいくらになるのかイメージがわかないと思いますので、次項では簡単な例で繰り下げ受給の効果を紹介します。

老齢基礎年金(国民年金)の繰り下げをした場合の年金額
老齢基礎年金は、20歳から60歳までの40年間においてすべて国民年金保険料を納付した場合、65歳から支給される年金額は年額で780,100円です。

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