マンションでも地震保険に入るべき?必要性・メリットなどの疑問に保険の専門家が答えます!
地震保険料控除が受けられる
地震保険に加入していると、毎年の所得税、住民税の控除が受けられます。所得税は地震保険の保険料に応じて保険料の全額~5万円までが控除され、住民税は地震保険料の控除に応じて保険料の全額~15,000円までが控除されます。
例えば、地震保険を年間40,000円支払っている方だと、所得税で4,000円、住民税で2,000円、あわせて6,000円の節税効果があります(※所得税、住民税ともに10%として計算)。10年間で6万円、30年間で18万円の控除額になるのでメリットは大きいです。
分譲マンションの地震保険のデメリット
分譲マンションの地震保険に加入する場合のデメリットは3つ挙げられます。
- 火災保険が必要ない場合は火災保険の保険料が無駄になる
- 査定結果によっては十分な保険金を受け取れない可能性もある
- 時価査定のため、買った時の金額よりも少ない保険金が支払われる
火災保険が必要ない場合は火災保険の保険料が無駄になる
地震保険は火災保険とあわせて加入する必要がありますが、地震保険に加入したいために火災保険に加入する場合は、火災保険が全く必要ない世帯だと火災保険の保険料が無駄になります。