2019年10月26日 14:00
不動産投資の利回りは何%が理想?平均相場&物件の見分け方をFPが解説!
例えば、物件価格2,000万円、年間家賃収入80万円の場合、表面利回りは次のようになります。
よって表面利回りは4%です。表面利回りは主に他の物件と比較する際活用できます。
例えば、次のような2つの賃貸マンションがあった場合について考えてみましょう。
このように見比べると、パッと見ただけではどちらの方が投資物件として収益性が高いのか見分けがつきません。そんな時に表面利回りを活用します。
すると、それぞれの利回りは以下の通りです。
よって、マンションYの方が収益性の高いマンションであるという判断がつきます。今回は2つの物件を比較しただけですが、実際に投資物件を選定する時はもっと多くの選択肢の中から購入する物件を選ばなければなりません。
そんな時に表面利回りを計算すれば、素早く多くの物件の収益性を比較することができるのです。
実質利回りは実際の収益シミュレーション
指標としての意味合いが強い表面利回りに対して、実質利回りとは実際にその物件を購入した場合に得られる収益のシミュレーションという位置づけとなります。