社会保険は任意継続できる!加入条件&手続き方法をFPがわかりやすく解説
保険証が届くまでに医療機関にかかる場合は、医療機関の窓口で、まだ保険証が届いていないことを伝えましょう。もし10割負担で治療を受けた場合、自己負担を超えた金額は、保険証が届いた後で保険者に請求できます。
全国健康保険協会では、令和元年10月から、申出後1週間程度での保険証交付が可能になりました。早めの交付を希望する場合は、任意継続の申出をするときに、退職証明書等を添付する必要があります。
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任意継続をやめる時
いったん任意継続被保険者になると、自分の希望で任意継続をやめることはできません。「やっぱり国民健康保険に変更したい」と思っても2年間は手続きできないのです。どんなときに任意継続が終わるかは、決められています。
- 任意継続被保険者になってから2年が経った
- 死亡した
- 保険料を支払わなかった
- 後期高齢者医療の対象になった
- 再就職などで健康保険・船員保険に加入した
再就職しなかったり、再就職先に健康保険がなかったりと、何もないまま2年が経つと、任意継続被保険者の資格を失います。
この場合は、市区町村で国民健康保険に加入しましょう。
退職時、健康保険以外の手続きは?
被用者保険のなかで、任意継続の制度があるのは健康保険だけです。