2019年11月30日 14:00
【2020年最新】REITのおすすめ銘柄3選!選び方のポイントを金融の専門家が解説
です(格付け機関によって表記が異なります)。
格付けからわかることはREITの信用度だけではありません。格付けが高いREITほど低い金利で資金調達できるので、収益力の高さの指標にもなるのです。
また、日銀が金融政策の一環として買い入れるREITの格付けは「AA」以上です。AA以上の銘柄なら日銀の買いが期待できるので、相対的にリスクが低く、買い安心感が高い銘柄と考えられます。
ポイント3:時価総額(投資口価格✕口数)
時価総額とは、REITの資産を時価で評価してものです。
時価総額が大きいほど、多くの投資家がそのREITに投資していると考えられます。保有している投資家が少ないと、買いたい時に買えない、売りたい時に売れないという流動性リスクが高くなります。
明確な基準はないものの、時価総額1,000億円を超えていれば、値動きが安定している傾向にあります。
ポイント4:NAV倍率
NAVとは、REITが持っている時価ベースでの純資産のことで、REITを解約して保有不動産をすべて売却、負債返済後の金額です。NAV倍率の計算式は以下の通りです。
- NAV倍率=REITの投資口価格÷1口当たりのNAV
NAV倍率が1倍より小さければ、純資産よりも投資口価格が安く割安な銘柄と考えられます。