2019年11月30日 20:00
【確定申告】副業している会社員必見!申告が必要な場合の手続き&注意点をFPが解説
副収入がある会社員は原則必要と考えておこう
副業の代表格であるアルバイトによる収入は、基本的に給与所得に該当します。また年20万円という金額は、月に2万円程度を稼げば達成できてしまう金額です。自分で継続的に副業をしている自覚のある方なら、ほとんどの人は確定申告が必要になるでしょう。
仮に今は副収入が少なくて確定申告が不要な人も、会社員なら将来的には必要になる可能性が高いです。今のうちから練習や勉強の意味も込めて、確定申告してみることをおすすめします。
注意点は「収入20万円以上」ではない点?
次は、先ほどの条件を補足していきます。勘違いされる方も多いのですが、そもそも収入と所得は以下の違いが注意点として挙げられる点に注意しましょう。
確定申告の条件にあった20万円とは「所得」のほうです。
仮に経費ゼロ円で20万円を稼いだつもりでも、何か経費にできるものがあることもあります。
逆に当人は経費として使ったつもりでも、副業との関連性がなくて経費として認めてもらえないこともあるのが実情です。
少なくとも、経費として認めてもらうためには領収書などの客観的な証拠が必要になります。