くらし情報『【FP解説】収益物件(収益不動産)とは?投資初心者が知っておきたいポイント』

2019年12月2日 20:00

【FP解説】収益物件(収益不動産)とは?投資初心者が知っておきたいポイント

ただし、いくら管理会社が優秀だとしても次の2つのリスクについてだけは、常に消えないためその都度対策が必要になります。

空室リスク
収益物件は常に満室とは限りません。

むしろ一棟20戸のアパートだとすると、最近では1割程度が空室でも不思議ではないのです。

収益物件で空室が発生すると、その間はその部屋からの収入はゼロになるため収益が一気に落ち込むことになります。

一棟アパートであれば空室が発生したとしても、他の部屋の家賃でどうにか補填して経営していくことができますが、マンションの一室に投資する区分マンション投資の場合は空室が発生すると収益が一気にゼロになってしまいます。

すぐに次の入居者が決まればよいのですが、立地や築年数によっては数ヶ月空室になることもあるため、その間の収益の落ち込みが大きなリスクとなります。

家賃滞納リスク
不動産投資において投資家にとって一番の悩みの種となるのが家賃滞納です。

賃貸経営におけるほとんどの業務は管理会社に委託できますが、家賃滞納が発生した際の督促については原則として委託ができず、投資家自身で対応しなければなりません。


管理会社の中には督促を委託業務に含めているケースもありますが、本格的に督促して家賃を回収するとなると債権回収業務にあたり弁護士法に抵触する恐れがあるため、基本的には当事者である投資家自身で賃借人から回収する必要があります。

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