くらし情報『【FP解説】収益物件(収益不動産)とは?投資初心者が知っておきたいポイント』

2019年12月2日 20:00

【FP解説】収益物件(収益不動産)とは?投資初心者が知っておきたいポイント

家賃滞納は1ヶ月分程度であれば電話で督促するだけでも入金になる可能性がありますが、3ヶ月以上滞納が続くと自力での回収はほぼ不可能になってきます。

諦めて退去してもらおうとしても、本人自ら退去してくれないと建物明渡請求訴訟による裁判手続きを経なければならず、かなりの労力とコストを奪われることになるのです。

デメリット2:災害リスク
不動産投資が他の投資と大きく違うのは、不動産という物的資産に投資するということです。

物的資産を保有するということはメリットでもある一方で、収益物件の場合は災害リスクという大きなリスクを負うことになります。

大地震のリスク
東日本大震災をきっかけに日本の地震におけるリスクを考えた人は多いのではないでしょうか。

日本の新耐震基準では震度6強〜7程度の地震で倒壊、崩壊しない構造となっていますが、他人に賃貸できないほどに損傷する可能性は十分に考えられます。

万が一大地震が収益物件に直撃した場合でも、残りのローン返済は続くことになるため、他人に貸せない状況に陥ってしまうと家賃収入が得られず返済が難しくなる可能性があるのです。

最近は地震保険に加入する不動産投資家の方が増えていますが、地震保険で保証されるのは火災保険の補償額の30~50%が上限になるため、損害の全額を保険で補填することはほぼ不可能といえます。

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