くらし情報『奨学金が払えない…自己破産したらどうなる?仕組み・その後のリスクをFPが解説』

2019年12月20日 20:00

奨学金が払えない…自己破産したらどうなる?仕組み・その後のリスクをFPが解説

借金の督促は文書や電話で行われます。

借金の取り立ては法律でさまざまな規制がありますので、闇金を利用しない限り安全ではあります。しかし、遅延金として5%返済金が上乗せされますので、借金が増えてしまいます。その結果、より生活が厳しくなる可能性があるのです。

債権回収会社が回収する仕組み
遅延が3カ月以上続くと滞納となり、信用情報機関に金融事故情報が記録されてしまいます。信用情報機関には個人の金融取引が記録されており、事故記録が載るとさまざまな金融取引で不利となります。

滞納が4カ月以上となると回収の専門である債権回収会社からの督促が始まります。これまでのような文書での督促だけでなく、訪問の可能性も出てきます。
つまり、日本学生支援機構は一定期間を過ぎると、回収の専門会社に任せてしまうのです。裁判所から一括返済が求められる
それでも返済できなければ、一括返済を求められます。滞納9カ月が過ぎた頃がその目安となります。一括返済は裁判所から求められるため、逃げることはできません。給与の差し押さえなどがなされるケースもあります。

元本だけでなく、利息や遅延損害金も含めて返済しなければなりませんので、返済負担が一気にのしかかることとなります。

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