2020年1月8日 14:00
返還不要!《給付型奨学金》の仕組み・対象者・デメリットをFPが徹底解説
返せない場合の影響
もしも奨学金を返せなかった場合には、さまざまなリスクが生じます。延滞をしてしまうと個人信用情報機関に事故記録が記載されるため、その後の金融取引で不利となります。
具体的にはクレジットカードやローン審査で不利となるため、その後のライフプランを立て辛くなります。住宅購入や自動車購入、教育ローンなどの利用ができなければ、金策で苦しむ確率が上がるため、奨学金はきっちりと返済しなければなりません。
給付型奨学金利用の注意点
給付型奨学金を利用する場合には、いくつかの注意点があります。具体的な内容として以下について解説します。
- 学業に励む必要がある
- 貸与型やほかのローンとの併用に注意
- 無駄遣いに注意
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学業に励む必要がある
給付型奨学金を利用する際には、学業に励まなければなりません。先述のとおり、学業を疎かにしてしまうと返還を求められる可能性があります。
奨学金によって学生生活を成り立たせている人は、アルバイトなどで不足分を賄っているケースがあり、結果的に学業が疎かになることもあります。
学びのために奨学金を借りて学業が疎かになれば本末転倒ですし、その上返還を求められれば目も当てられません。