2020年2月8日 14:00
住宅ローンの借り換えはタイミングが命!メリット・デメリットもFPが解説
利息負担を軽減出来るだけでなく、毎月の返済額も軽減できますので、分かりやすいでしょう。
借り換えの期間はいつが一番いいの?
住宅ローンの返済が始まって、どの時期なら借り換えが効果的なのかをシミュレーションツールを使い検証してみたいと思います。借り換え後の金利が上がる事は失敗事例にしかなりませんので、先程の解説の様に固定金利から変動金利に変更してみます。条件は下記の通りで行ってみます。
- 借入額:4,000万円
- 借入当初:全期間固定金利2.0%
- 121回目の返済より変更する
- 変更後金利:変動金利0.5%(尚、変動金利水準は残り期間変更しないものとする)
検証①10年後に借り換え
上の図の様に、4,000万円を2%で借りた場合10年後の残高が3,118,517円、残り返済期間が25年残っている事が分かります。この3,118万円を金利0.5%に借り換えた場合がこちらの図になります。
金利差が1.5%は大きいですよね。この効果として毎月の返済額が約20,000円浮きます。そして将来支払うはずだった利息も約600万円も浮くことになります。かなり効果は絶大だと言えるでしょう。
検証②1年後に借り換え
では1年後に早々と借り換えしたらどうでしょうか。