個人事業主の健康保険は高い?種類&安く加入する方法をFPが解説!
また、この際にサラリーマンが加入している厚生年金から自営業者が加入する国民年金への切り替え手続きも同時に進めます。
手続きの流れは、概ね以下の通りです。
会社を退職した翌日から被用者医療保険と厚生年金の資格が喪失する退職した翌日から起算して14日以内に、居住している市区町村役場で国民健康保険及び国民年金の加入手続きをする国民健康保険に加入する際の必要書類としては以下のようなものがあります。
これらの書類をまとめて市区町村役場の窓口に提出する必要があります。
任意継続はおすすめ?
個人事業主になったら国民健康保険に加入する方法以外に、サラリーマン時代に加入していた健康保険に継続して加入し続けることも可能で、この方法のことを任意継続といい、一般的にはニンケイなどと言われています。
任意継続を選択するためには、次の2つの条件を満たす必要があります。
- 退職する前に社会保険に加入していて、資格を喪失する日の前日までに2ヶ月以上の被保険者としての期間が継続してあること。
- 退職日の翌日から起算して20日以内に手続きを行う。
これらの条件を満たした場合は、サラリーマンを退職後も健康保険を任意で継続することができますが、任意継続から2年間しか加入できませんので注意が必要です。