2020年4月26日 14:00
個人事業主は屋号付き口座を開設すべき?メリット&おすすめ銀行をFPが解説
管理しやすい
個人名義用の口座と屋号付の口座を作ることによって完全に資金を分けることができるので、記帳などの管理がしやすくなります。キャッシュフローを把握できるので、資金ショートの兆候なども早めに気が付いて対処することができます。
ビジネス機能が使える
最近ではどの銀行でもオンラインでの振り込みや残高照会などが可能になっています。銀行によっては、店名などが入る口座と個人名義口座のオンライン上での機能が異なっていて、屋号付のビジネス口座で開設することで機能が拡張されるケースがあります。クレジットカードの引き落とし先にできる
個人事業の決済にクレジットカードを使うケースも少なくありません。ちょっとした備品などをクレジットカードで購入すれば、履歴がすべて残るので経費管理がしやすくなります。
ただ、個人事業主の場合は個人名義でしかクレジットカードを作ることができないため、クレジットカードの請求だけ個人口座から引き落としされてしまいそうに感じるでしょう。
実は店名などが入る口座でも個人名義のクレジットカードの引き落とし先に指定できるケースがあるので、会社用のクレジットカードを1枚決めておけば、店名などが入る口座で全部経費を管理することが可能です。