2020年4月26日 14:00
個人事業主は屋号付き口座を開設すべき?メリット&おすすめ銀行をFPが解説
そこで個人事業主については、個人名義の前や後にお店の名前などの屋号をつけて口座を開設することが認められています。これを店名などが入る口座といいます。
例えば、山田太郎さんが山田食堂というお店を個人事業で営んでいる場合、次のような口座の開設が可能です。
・山田食堂山田太郎
・山田太郎山田食堂
このように屋号単独での口座は開設できませんが、個人名を前か後につけることで屋号付の口座を開設することができます。
店名などが入る口座は簡単に作れるのか
店名などが入る口座は各銀行の窓口で開設することができますが、個人口座のように簡単に開設できるわけではありません。最近では銀行口座が詐欺行為の入金先になったりするケースを懸念して、銀行側も以前のように簡単には開設してくれないケースもあるようです。
例えば銀行によっては、以下のような業種の店名などが入る口座の開設を断っているそうです。
- 出会い系サイト運営
- アダルトチャット運営
- キャバクラ
- ホストクラブ
- その他風俗店
- 情報商材の取り扱い
- マルチ商法
- ネットワークビジネス
これらに該当しない業種でも、事業の実態や予定が明確でない場合などは口座開設を断られることもあります。