副業したら所得税はかかる?仕組み&税率の計算方法をFPがわかりやすく解説
実は、確定申告が不要と思われる場合であっても、場合によっては申告をしたほうがよいケースも存在します。
それはどんなときなのかというと、給与や法人からもらう報酬などの場合で、源泉徴収された報酬を受け取るケースです。例えば、サラリーマンをやりながらクラウドソーシングサイトに登録して、そこで法人からの案件を請け負うと、受け取る報酬は源泉徴収がされています。
このケースでは、確定申告をしなければ源泉徴収されたままです。確定申告をすると、場合によっては源泉徴収された額が引かれすぎていると判明して、いくらか戻ってくることがあります。なので、確定申告は避けるべきとは必ずしも言い切れません。
給与以外の副業での所得の仕組み
一口で副業といっても、その中には色々な種類の仕事があります。そして、副業の種類によって所得を計算する方法はさまざまです。
ここでは、主な副業について所得の計上方法を見てみましょう。下記の4つの所得について取り上げます。
パート・アルバイトなどの給与所得原稿料・アフィリエイトなどの雑所得不動産賃貸の不動産所得事業を行っている事業所得[adsense_middle]
1.パート・アルバイトなどの給与所得
まずは、先ほども出てきたパート・アルバイトなどです。