医療費の助成制度にはどんな種類がある?制度の内容&対象となるケースをFPが解説
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家計における支出の中で比較的重い負担となりやすいのが医療費です。医療費は、健康なうちはそこまで大きな金額はかかりませんが、定期的な通院が必要になったり、手術や入院が必要になったりすると途端に家計を圧迫します。
そこで本記事では、医療費に関する助成制度についてご紹介したいと思います。
医療費助成金制度の種類と限度額とは
医療費に関する助成制度には、制度を運営している主体ごとに分けると次のような種類があります。
国が行っている補助や控除
国が主体となって行っている医療助成制度にはさまざまなものがありますが、大きく分けると次のとおりです。
- 難病患者
- 自立支援医療
- 高額療養費制度
- 小児向け医療助成制度
- 疾病対策医療
このように特定疾患になった場合など、種類に応じて複数の助成制度が設けられています。
自己負担が減る助成制度
助成制度の内容はさまざまですが、基本的には自己負担が軽減されるものが多いです。例えば、次のようなものがあります。
指定難病
原因がわからず治療法が確立されていない難病と診断された場合、国が治療費を助成する制度です。現在333の疾患が難病として指定されています。