会社設立のメリット・デメリットまとめ!起業前に知っておくべき基礎知識をFPが解説
また、融資以外にも投資家からの出資による資金調達もあります。
理由④人材の確保がしやすい
個人として事業を行うより、法人として事業を行ったほうが、人材確保(従業員の雇用維持)が有利になるといえます。これは単なるイメージという理由もあるかもしれません。
たとえば、会社名に「株式会社」とか「合同会社」のような名称が付いているのと付いていないのとでは、やはり印象は違ってくるのではないでしょうか。
求職者から見ると、会社と名の付くところだから、従業員がいて、しっかり事業を運営しているという“イメージ” を持つ人も少なからずいるでしょう。
個人事業よりも法人が好印象を持たれる理由
なぜ、個人事業よりも法人に好印象を持つのでしょうか。それは、以下の理由によるものと思われます。
- 法人の場合、個人事業と違って給与体系、有給休暇、残業手当などの基準が明確である場合が多いこと
- 法人の場合、従業員の社会保険料を半額負担してくれること
- 福利厚生面も(個人事業よりは)充実しているイメージがあること
仕事を探している人も、そこで働いている人も、安心して働ける環境というのは一番の条件になります。
人材の確保が個人よりも法人のほうが有利といえるのも、結局は法人のほうが信用できるということで説明できます。