【初心者向け】IPO投資とは?仕組み&知っておきたいリスクを専門家が詳しく解説!
ただし、IPO銘柄は抽選が行われるため、抽選で当選しないと上場前に購入することはできません。
公募価格はBB(ブックビルディング)で決定されます。BBは個人投資家への「どれくらいの株価で何株買いたいか」を聞くアンケートのようなものです。
IPO投資の始め方
では、IPO投資はどうやって始めればよいのでしょうか。ここでは流れを把握しましょう。
IPO(上場)承認仮条件決定BB(ブックビルディング)公募価格決定抽選当選&購入する権利を得るStep①IPO(上場)承認
上場申請をしていた企業が、証券取引所から上場OKの許可をもらいます。このようにこれから上場する企業が、投資家がIPO投資のできるIPO銘柄となります。
Step②仮条件決定
新規で上場する企業の株価の仮条件(価格帯)が、機関投資家などの意見を基に決定されます。
2015年11月に上場した日本郵政は仮条件が1,100円~1,400円でした。
Step③BB(ブックビルディング)
「いくらの株価で何株申し込みをするか」を申告します。
証券会社によってはBBに参加しなくてもIPO銘柄の購入申し込みをすることができます。しかし、BB参加者に比べて優先順位は下がってしまいますので、IPO銘柄の購入希望者は必ずBBに参加しましょう。