くらし情報『会社設立時に社会保険の加入は必要?加入義務の仕組みと手続き方法をFPが解説!』

2020年8月2日 14:00

会社設立時に社会保険の加入は必要?加入義務の仕組みと手続き方法をFPが解説!

(5)労働者災害補償保険(労災保険)
労災保険は、従業員が業務中や通勤中に事故や災害に遭って病気やけがをした場合、あるいは死亡した場合にその保障をする制度です。従業員の医療費のカバーと社会復帰の支援、または遺族への生活援助のためのものです。

雇用保険と同様に、雇用される従業員が対象ですので、経営者は原則として加入対象外となります。また、労災保険は全額会社負担となっています。

社会保険の加入対象となる社員とは?

社会保険の加入対象となる社員とは?


会社には、正社員だけではなくパートやアルバイトとして働き、会社から給料をもらっている場合もあります。どのような人が社会保険の加入対象(被保険者)となるのでしょうか。

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(1)一般社員(正社員)
一般的に正社員はフルタイム勤務をしており、期間の定めがないものと考えられます。このような一般社員については、原則としてその全員が加入対象となります。
これは、試用期間中であっても変わりません。

ただし、65歳以上の人は原則として介護保険料を年金から天引きされるため、給料からの天引きは行われません。また、70歳以上の人は健康保険のみ加入対象となり、75歳以上の人は健康保険、厚生年金ともに対象となりません。

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