2020年8月4日 14:00
【最新】日本人の年収別の割合分布を徹底調査!統計データからわかる収入事情とは?
その一方で、年収1000万円程度の層であっても、1割程度の世帯は「貯金がない」という結果です。
そもそも人口パーセントが少なくブレやすい
最初の国税庁の統計によると、そもそも年収1000万円を超える層は、男性で約8%、女性なら1%程度です。そして対象となる人が少ないほど、個々人のことが色濃く統計結果に反映されます。つまり、年収が高い層ほど人口パーセントが少なく、結果がブレやすいです。
とはいえ、多少の前後はあっても「1割程度は貯金がない」という傾向に変わりありません。自分の年収なら、みんなはどの程度の貯金をしているものなのか、しっかり把握しておきましょう。
【貯金額別】年収が低いほど貯金額も低い、その一方で……
今度は、単身世帯(独身世帯)についてお伝えします。先ほどの調査によると、単身世帯の場合の貯金額別の年収分布は以下のとおりです。
なお、同じく表の数字はパーセント表記になります。
※「無回答」は省略。年収1200万円未満と1200万円以上を合算
既婚世帯以上に、貯金額が少ない世帯ほど年収が低く、貯金額が多い世帯ほど年収が高いという顕著な結果になっています。その一方で、独身でも年収1000万円程度の方の1割程度は貯金がないという結果です。