手取りに対する「理想の家賃」とは?収入と家賃の最適な割合をFPが徹底解説!
節約するなら2割を基準に
可能であれば、家賃は手取り収入の2割以内に抑えたいところです。家賃を2割以内に抑えることができれば、その分ほかの生活費や預貯金として使うことができます。
もちろん、お住まいの地域の家賃相場は大きく影響しますので無理はできません。しかし、家賃は固定費として毎月必ず出ていくお金です。一度定住すると、よほどのことがない限り頻繁に引っ越すということも考えられません。
つまり、長期間に渡ってその家賃を払い続けるということです。月にたった数千円の差額であっても、長期間の積み重ねは決してあなどれません。
家賃の理想は「手取りの2割」、「多くても3割以内」に抑えましょう。
住みたい地域の家賃相場が高い!どうすればいい?
住みたい地域の家賃相場がそもそも高額で、ご自身の手取り収入の3割以上は確実に超えてしまうという場合はどうしたらよいのでしょうか。
まず、どれくらいまでなら家賃として許容範囲なのかを具体的に割り出しましょう。家賃に回すお金が多くなるということは、ほかの生活費を融通する必要があります。
この際、家賃だけを調整するのではなく、家計全体を再度見直すことで少し負担を減らすことが可能です。