ネットバンキングはやめたほうがいい?安全性&メリット・デメリットをFPが解説!
特に複数の金融機関でネットバンキングを利用するようなケースでは、どの金融機関でどのID、パスワードを利用していたかといったことをしっかり分けて管理する必要があります。
IDやパスワードの管理が難しい
ネットバンキングのIDやパスワードを万が一他人に見られてしまったら、口座に預けたお金を出金されてしまうリスクがあるため、慎重に管理する必要があります。
先ほど、利用者に過失がない場合の出金については全額補償されるとお伝えしましたが、分かりやすい場所にIDやパスワードを書いていたようなケースでは、利用者側に過失があると見られる可能性もあるでしょう。
利用者側に過失があった場合は、どの程度補償を受けられるか個別に判断されることになります。
IDやパスワードの再設定が手間
IDやパスワードを忘れてしまったり、誤った内容を複数回入力してしまったりしたケースでは、IDやパスワードを再設定する必要があります。
ネットバンキングのID、パスワードは慎重に取り扱わないといけないものですので、再設定の際にも金融機関のコールセンターに連絡して本人であることを確認したうえで手続きを進める必要があるなど、何かと手間がかかってしまいます。