くらし情報『iDeCo(イデコ)は途中解約できる?解約するための条件・手続き方法をFPが解説』

iDeCo(イデコ)は途中解約できる?解約するための条件・手続き方法をFPが解説

脱退一時金
加入者

これまで積み立ててきたお金を受け取れるのは、加入者にやむを得ない事情が発生した場合のみとなっています。加入者が他界した場合は解約扱いとなり、死亡一時金が遺族に支払われます。

一方、加入者本人が受け取れるお金には、障害給付金と脱退一時金の2種類があります。障害給付金とは、iDeCo加入者が病気や怪我などにより障害を負った場合に、障害給付金を一時金または年金として受け取ることができるものです。

そして脱退一時金とは、次の項目でご紹介する条件すべてに当てはまる場合に受け取ることができます。

脱退一時金を受け取れる条件とは
iDeCo加入者が脱退一時金を受け取るための条件には、どのようなものがあるのでしょうか。個人型確定拠出年金iDeCoの公式ホームページには、次の5項目が挙げられています。これらすべての条件を満たすと、脱退一時金を受け取ることができます。



1.国民年金の第1号被保険者のうち、国民年金保険料の全額免除又は一部免除、もしくは納付猶予を受けている方

2.確定拠出年金の障害給付金の受給権者ではないこと

3.通算拠出期間が3年以下、又は個人別管理資産が25万円以下であること

4.最後に企業型確定拠出年金又は個人型拠出年金(iDeCo)の加入者の資格を喪失した日から2年以内であること

5.企業型確定拠出年金の資格喪失時に脱退一時金を受給していないこと

※1.の要件は、日本国の国民年金保険料の免除を受けていることが必要であり、外国籍の方が帰国後に国民年金の加入資格がなくなった場合は、これに該当しません。

https://www.ideco-koushiki.jp/

それぞれの項目について、もう少し噛み砕いて解説します。

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