ウッカリ者のわたしが、子育てをするうえで気をつけていること。
隠さないで味方をつくる
とはいえ、何もせずに周りを頼るのは違います。基本的には母親である自分が、誰よりも我が子のことを考え行動すべきです。じゃあどの程度周りに頼るのか…
わたしの場合は、日頃から自分の「ウッカリ」を隠さないようにしています。普段の会話で開けっぴろげに「ウッカリエピソード」を伝えます。重く伝えるのではなく、明るく面白く話します。
そうした小さなカミングアウトを続けていると、いつの間にか味方が増えていきます。「あのママはきっと忘れているにちがいない」と心配してくれた保育園のママ友から、「明日はお弁当の日だよ」とLINEがくることもあります。
「ウッカリ」として進むコツ
ウッカリ人生を生きていると、日々落ち込むことの連続です。努力不足だと反省を重ねることもあれば、失敗をあえて忘れて前進しようとすることもあります。それはそのときどきの状況によって変わりますが、ひとつだけ変わらないコツがあります。それは、自分が「ウッカリ」だと思って行動すること。ペンギンが「自分は鷹だ」と思い込んでいたら、飛び立つ練習ばかりして一生を終えてしまうでしょう。ペンギンは「自分はペンギンだ」と自覚できてこそ、行きたい場所へ一歩進めるのだと思います。