もちろん、日々の家事もこなさなければなりません。保活にも体力を割かねばならないのは、精神的にも体力的にもつらいもの
夫婦の子どものことなのですから、父親である夫にも保活に積極的に関与してほしいというのが妻の願いではないでしょうか。しかし、保活は「ママがやるもの」になってしまっているのが現実です。
パパは保活に参加しているのか
「保険クリニック」が共働き夫婦に行った家事や育児の分担割合の調査では、およそ半数のパパが、「保活へは一切参加していない(分担割合0%)」と答えています。
もちろん育休中のママのほうが、平日の日中に動きやすいという理由もあるでしょう。しかし「子どもが預けられなかったら働けない」という状況に立たされるのは、どうしてもママ。
大黒柱だという意識が強いパパほど、自分が休む方向に意識が向かず、「妻が働くための保活」という認識になってしまっているのではないでしょうか。夫婦間では保活に対する切迫感が異なるともいえますね。
2. 保活に対する夫の意見
先ほどご紹介した厚労省の調査では、男性にも保活についての意見を集めています。
それによると、「十数件保育園を見学しても、父親だけで見学に来ている人を見なかった」