2018年6月25日 10:00
夫婦別姓のメリット・デメリットとは? 様々な角度から徹底分析!
戸籍上は独身になる
戸籍上には婚姻の履歴が残らないので、お互いを夫婦だと証明することが難しくなります。
子どもが生まれた場合、父親の欄は空欄になる
子どもが生まれ出生届を出すと、非嫡出子ということで母親の戸籍に子どもが入ることとなり、未婚の母と同じ扱いになってしまいます。
父親と子どもの親子関係を証明するためには、認知の手続きをする必要があります。相続が発生した場合子どもが優先
事実婚で夫もしくは妻が亡くなった場合、法定相続人になることができません。父親が認知した子どもがいれば、子どもが優先的に法定相続人となります。しかし、子どもがいない場合は、亡くなった夫もしくは妻の親や兄弟姉妹が法定相続人となります。
夫もしくは妻に遺産を相続させたい場合は、公的な遺言書を準備する必要があります。不慮の事故等も考えられるので、早めに用意しておくと安心ですね。
しかし、遺言書に「妻(夫)にすべての財産を相続する」と書いてあっても、被相続人の法定相続人(子どもや父母)から、最低限の財産である遺留分を請求される可能性があります。
通称として旧姓を使用する際のデメリット
戸籍上は夫婦同名で、通称として旧姓を名乗るパターンでのデメリットは以下のとおりです。